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R6卒業:佐賀大学医学部医学科
入力日
2025年6月2日
閲覧数
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令和6年卒業:佐賀大学医学部医学科合格
動画
原稿
三年生になってからは、本格的に自分の苦手と向き合い始めました。私は、物理と化学が壊滅的な状況だったので、毎日問題集を少しずつ解き進めていました。できなかった問題は、最低二回は解いていたと思います。また、地理も、スキマ時間を使って勉強していきました。そして夏休みに入ると、毎日やることをリスト化していました。視覚化しておくと頭が整理されるので、自分のペースを乱されることなく勉強を進められます。そのため私は、心の安定剤として、ある程度はその日にすることを決めておいた方が良いと思っています。
二学期に入ると、模試が毎週入って、どんどん自分の勉強時間を確保することが難しくなっていきました。更に、推薦入試のために小論文と面接の指導を受けており、このままでは全く勉強時間を取れなくなってしまうと思いました。そこで私は、一日にする最低限の勉強を自分自身に課しました。本当に最低限しかできていなかった自覚はありますが、勉強時間が0の日はあまりなかったので、継続するという意味では、この手法も良かったのかなと思っています。推薦入試が終わると、共通テスト対策に移行しました。問題集を使った普段の勉強にも、制限時間を自分で設けて取り組みました。これで、時間感覚がかなり身についたと思います。
ここまで長々と勉強法などを紹介してきましたが、実は私は、共通テストでは失敗しています。苦手な理科に最後まで苦しみました。共通テストが終わってから、ずっと心にあったのは後悔でした。やり切ったという気持ちがある反面、もっと勉強して、まだまだ点数をとれていたのではないかと思う気持ちの方が大きかったです。結果的に推薦で合格したので良かったのですが、ほぼ毎日泣きながら生活していた二か月前には、もう絶対に戻りたくありません。なので、私が一番に伝えたいのは、みなさんには後悔をしてほしくないということです。必死に高校の勉強ができるのも、一年生はあと二年、二年生はあと一年です。それだけ頑張れば、皆さんには夢のキャンパスライフが待っています。自分の好きなことにも時間を割けると思います。未来のための貯金として、勉強しておいて損はありません。勉強しなかったら、その後悔がいつか必ずみなさんにつきまとってきます。そのような余計な後悔を感じなくて良いように、今やれることを精一杯やってほしいです。