R6卒業:京都大学文学部
入力日
2025年6月17日
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令和6年度卒業、京都大学文学部合格者の合格体験記です。
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原稿
授業と課題には真剣に取り組みました。西高の先生たちの授業は非常に興味深く、直接内容に関係ない雑談やエピソードも楽しみでした。時々居眠りをしてしまうこともありましたが、その分を取り戻すのには時間がかかります。世界史だと、ちょっとウトウトした間に国が一つ滅亡していたこともありました!!授業を聞かなければ、家でその分長く勉強しなければならず、睡眠不足になって、また授業で居眠りというような悪循環に陥ります。逆に、授業をしっかり聞けば、復習をスムーズに行うことができ、深夜まで勉強する必要はなくなります。さまざまな事情で勉強時間がとれないと思っている人は、授業に全力で取り組むべきだと思います。
授業は、先生方が生徒に理解しやすいように説明してくださるものなので、学習の一番ベースとなることは言うまでもありません。なかには、塾の勉強を優先して授業をおろそかにしたり、課題を出さなかったりする人もいるかもしれませんが、本末転倒です。塾を否定するつもりはありませんが、西高の先生方の授業をきちんと消化していれば、大学受験は大丈夫です。高い授業料を払わなくても、質の高い授業を毎日受けられる幸せな環境にいることに、早く気づくべきです。
また、予習は課された教科以外は特にやっていませんでした。西高の授業進度は早いので、先取りをして中途半端になるよりも、復習に重点を置いて内容をしっかり理解していくことが重要だと思います。
神様はいます。神様にも、周りの人にも応援される人間にならなければならないと思います。日々の授業をしっかり受けることはもちろん、課題や提出物はきちんと出す、挨拶をする、集会の時や授業中の先生方の小話もしっかりと聞く、西高祭をはじめとした学校行事にしっかりと取り組むことが大事です。学校行事やその準備にまじめに取り組まない人や、受験に使わない教科の授業を聞かずに内職するような人は誰からも応援されないと思います。
また私は、落ちているゴミを拾うように心がけていました。京大受験の会場までの道にもゴミが落ちていましたが、周りの受験生は単語帳に夢中になったり、気づいていないふりをしたりしてほとんど素通りしていました。私は「ゴミも拾えない奴は点数も拾えない」くらいに思いながら、ゴミを拾っていました。そのおかげか、本番は全く緊張することがなかったです。