人権学習・進路保障ホームルーム(6月16日)
入力日
2025年6月18日
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1年生では全国水平社の宣言に関わる歴史を学んだ
6月16日(月)に、人権学習・進路保障ホームルームを行いました。各学年それぞれのテーマについて生徒たちは主体的に話を聞き、活発に交流していました。
1年生 「人の世に熱あれ、人間に光あれ」

全国水平社設立についての映像資料を真剣に見る1年生
部落差別などの問題を取り上げました。「水平社宣言」が完成するまでの経緯およびそれが与えた影響について学び、感想をクラスメイトと共有しながら、生徒たちは差別をなくそうとする意志を一層強めたようでした。
2年生 「インターネットと人権問題について考えよう」

外国人の写真に対する印象を元に、ステレオタイプや偏見について議論する2年生
メディアリテラシーの問題を取り上げました。人間の思考の傾向と、エコーチャンバーなどのインターネットの特性を学び、生徒たちは偏見や差別的内容が氾濫するインターネットとどのように向き合うかを話し合いました。
3年生 「統一用紙の精神に学ぼう」

発見した統一応募用紙と社用紙の相違点を共有する3年生
全国高等学校統一用紙の意義を取り上げました。本人の資質・能力と無関係の項目が含まれた社用紙や、同様の質問が行われた就職面接を踏まえ、統一用紙が守っているもの、違反質問・不適切質問への対処法を話し合いました。今回の活動では、生徒たちは差別を自分の問題として捉え、差別を無くそうと協力する姿勢が見られました。