学校概要

校区は伊万里市山代町の西部谷沿いにあり、長崎県境に隣接している。

 地形的には、海岸沿いを東西に国道204号及び松浦鉄道が通っている。国道・鉄道の西側が平坦となり、住宅地や郵便局、駐在所がある。(西九州自動車道の建設が進んでいる。)伊万里湾に注ぐ佐代川の上流に向かって住宅地域や農業地域となる。

 昭和初期より炭坑が行われていた。特に、戦中は、国の重要機密地域として「浦之崎の造船所」があり、多くの技術者と労働者が国中から集まった。戦後は「産炭地」として、県の重要産業地となり隆盛を誇った。その期間は、狭小の地にもかかわらず、校区人口は、6500人を超え、本校児童数も1300人余りであった。

 しかし、昭和38年の炭坑閉山により、減少の一途をたどり、現在では在校生も33人(令和6年4月現在)となった。

 校区には青き海・清き川があり、いわゆる“山紫水明”を呈している。そのため近隣校区にはない四季を通しての学習素材が豊富である。初夏になると、学校下を流れる佐代川で蛍の乱舞が見られるなど、自然に恵まれた原風景がまだまだ現存する。

 育友会は、「一視同行」を合言葉に活動をしている。学力向上に向けてだけでなく、学校との連携を取り、家庭学習力を高めることにより、一層質の高い心身ともに健康な児童を育もうという強固な思いがある。


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