校長室から

 

鳥栖工業高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。また、日ごろから本校の教育活動に対し多大な御理解・御協力を賜っておりますことに心から感謝申し上げます。

 

当校は、昭和14年4月に時代の要請および地元社会の要望と熱意によって鳥栖の地に創立され、本年度で86周年を迎えました。同窓生は2万有余名を数え、多くの有為な人材が社会に旅立ち、県内はもとより県外さらには海外において、ものづくり産業等各分野で活躍をされています。

 

「九州陸上交通の要衝であり、多くの企業や工場が集積する鳥栖市にある工業系高校としての立地を活かし、県内外から広く生徒を呼び込みつつ、広い視野と豊かな想像力を持つ、社会に貢献できる工業技術者を育成する。」を「スクール・ミッション」として掲げ、各教育活動に取り組んでおります。また、「夢 実現!」をスローガンとして、生徒も積極的に様々な分野にチャレンジしています。

 

優れた社会人・工業技術者として社会で活躍できる生徒を育成することを目標に、全職員一丸となって日々の教育を実践しております。毎日の授業(講義・実習)だけでなく、鳥栖工祭(文化祭・体育祭)を始めとした様々な学校行事などの特別活動を通して、知識や技能の習得及び人間的成長を図っています。その結果、卒業生は多くの進学先や就職先から非常に高い評価をいただいております。

部活動も盛んで、運動部ではレスリング部や駅伝部など全国上位の成績を収める部や、県大会上位の常連である部も多く、非常に活気があります。また、建築部や溶接部など工業高校の特色を生かした部活動もあり、九州大会や全国大会にも出場しています。令和5年度には、野球部が全国高等学校野球選手権佐賀県大会において、創部77年目にして初優勝し、長年の悲願だった甲子園初出場を果たすことができました。

 このように、文武の両立を十分に図りながら、職員一同、「唯一無二の誇り高き学校づくり」に取り組んでおります。今後とも皆様方の御理解と御支援をよろしくお願いいたします。

 

令和7年4月吉日  佐賀県立鳥栖工業高等学校長 山下 康孝

 

 


Page
TOP