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令和5年度芸術鑑賞会-津軽三味線あべや
入力日
2023年11月6日
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令和5年10月17日(火)、令和5年度芸術鑑賞会を多久市中央公民館大ホールで開催しました。今回は、音楽のジャンルの中から、邦楽鑑賞として「津軽三味線あべや」をお招きして、三味線と民謡を中心とした鑑賞会となりました。
邦楽は堅そうでなかなか身近なものではないというイメージがありますが、最初から迫力のある民謡、津軽三味線の演奏、軽妙なトークで、私たちの心は「あべや」の世界に一気に引き込まれました。兄弟の引き比べ、アドリブ演奏、リクエストに応える演奏、民謡に合わせて客席も一体となって「合いの手」や「お囃子」を体験するなど、観客の心をつかんで離さない演出で、90分の公演が非常に短く感じられました。
今回の鑑賞会で、邦楽や三味線に関心を持ってくれた生徒も多く、盛会のうちに幕を閉じました。
《生徒の感想文より》
○最初は厳かな感じの鑑賞会だと思っていましたが、始まるとまるでお笑いライブのように面白いやりとりで、たくさん笑ってとても楽しかったです。一方で、演奏は迫力があり、清々しい気持ちになりました。かっこよかったです。民謡はお祭りのように陽気な音やリズムで、囃子を皆でやったときは、本当にお祭に来ているようでとても楽しかったです。
○トークが面白くて鑑賞会の間中ずっと楽しかったです。ただ聴くだけではなく、私たちも参加・体験できるところもあったので、すごく印象に残る芸術鑑賞会になりました。中でも兄弟対決が一番記憶に残っていて、兄弟でも表現の仕方が異なっていて、それぞれの弾き方でそれぞれの良さがあるなと思いました。演奏中の声かけもかっこよかったです。トークが面白かった分、三味線も弾き出すと圧倒されて自然と背筋が伸びるぐらい迫力がありました。また鑑賞する機会があれば、ぜひ聴きに行きたいです。
○私は、今回の「津軽三味線あべや」が初めての三味線鑑賞だったので、とても楽しみでした。始まる前は、三味線の文化をずっと説明されるのだろうと思っていたのですが、説明の合間に笑いを挟んだり、生徒も参加できるコーナーも入れてくださったりしたので、聴いていて終わるのがあっという間でした。兄弟二人とも日本一に輝いた経歴の持ち主だけあり、演奏はとても迫力がありました。フリースタイルの独奏では、それぞれ演奏スタイルが違い、とてもかっこよかったです。これを機に、三味線や民謡、邦楽にももっと触れていきたいと思いました。