学校長あいさつ

 

 佐賀県立多久高等学校は、佐賀県のちょうど中央に位置し、学問の神である孔子を祀る重要文化財「多久聖廟」がある「文教の里」「孔子の里」として有名な多久市にあり、美しい自然と豊かな緑に囲まれた学校です。

 本校の創立は1963(昭和38)年。多久工業高等学校として誕生し、2002(平成14)年に総合学科として改編され、多久高等学校となりました。本年度創立60周年、総合学科として22年目を迎える学校で、県内外を問わず産業界に多くの優れた人材を輩出してきました。

本校の教育は、「仁愛、自主、創造」の校訓のもと特色ある教育活動とキャリア教育を展開しています。まず、1年次に普通教科を中心とした基礎学力の定着と「産業社会と人間」を中心としたキャリア教育による系列選択。その後2・3年次での系列科目を中心とした学習による学力の向上と専門的な知識と技能の習得。どの分野からも就職・進学それぞれの進路に対応でき、人文科学をはじめ、福祉・商業・工業などの専門科目を学習しながら大学への進学も目指すことができます。

 生徒は、「自分の夢を形に」を目標に、勉学に、資格取得に、部活動に、仲間とともに互いに切磋琢磨しながら心身の鍛練に励み、自己の可能性を最大限に伸ばすべく、活気ある学校生活を送っています。

部活動においては、これまでクライミング(登山)、相撲、野球、弓道、ソフトテニス、陸上など多くの部活動が好成績を収めています。特に近年、目を見張るのが、クライミング競技で、世界大会やアジア大会に出場する生徒がいます。

 これまでの歴史と伝統を受け継ぐとともに、進取の精神をもって、保護者、地域、同窓生の皆様の期待に応えるべく、教職員一丸となって学校づくりと生徒の夢実現に努力して参ります。今後とも本校への御指導と御支援をよろしくお願いいたします。

 

第28代学校長 大島 安博

 

 


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