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令和5年度校内読書会
入力日
2023年11月30日
閲覧数
548
令和5年10月31日(火)、令和5年度校内読書会を各クラスで開催しました。今回のテキストは、『鹿男あをによし』(万城目学著 幻冬舎文庫)でした。
9月の体育祭直後に全校生徒に配布し、読書を促してきましたが、かなり厚みのある本でしたので途中で挫折してしまった生徒もいたようです。残念!! 読了した生徒や先生方からは、面白かったという感想が多く、ぜひとも読んでほしい一冊です。夏目漱石の『坊つちやん』と比較して読んでも面白いと思います。クラス討議の感想には、自分では気づかなかったことに気づかされたこと、「三角縁神獣鏡」に対する関心、「リチャード」への猛烈な批判等、さまざまなものが書かれていました。楽しんでいただけたなら幸いです。
図書委員の皆さんは、どこのクラスでも一生懸命に読書会を進行してくれました。当日だけではなく、事前準備、事後の感想文等の回収等、お疲れ様でした。ありがとうございました。
《生徒の感想文より》
○グループやクラス全体で討議してみて、いろいろな意見があって面白かったし、楽しかっ
た。読書会でしか分厚い本を読むことがないので、読んでしまうのに少し時間がかかった。
自分の意見も言えたので良かった。これからの隙間時間にもっと本を読みたいと思った。
○最初は厚いし難しそうだし苦手だと思いました。でも、読み進めるうちにストーリーが深い
し展開が早いしで、夢中になって読んでしまいました。万城目学の他の作品も読んでみたい
と思いました。
○最初は本当に面白い話なのかと疑っていましたが、読み進めるうちに本当に面白くてどんど
ん先に先に読み進めたくなりました。ドラマ化されていると聞き、ドラマも見ました。とて
も面白かったです。現実味はないけれど、現実世界ではあり得ない話だからこそ面白かった
と思います。同じ班の人の意見もみんなそれぞれ違って、発表を聞いて楽しかったし、そう
いう考えもあるのかと感心するところもありました。ドラマを見た後、もう一度この本を読
んだら、また違う感想になるかもしれません。