生徒会役員新旧交代式 挨拶(12月16日)
入力日
2020年12月17日
内容
旧生徒会役員の皆さん、一年間の活動、ご苦労様でした。
新生徒会役員の皆さん、よろしくお願いします。
実は、僕自身も中学時代、生徒会に携わったことがあり、それが今でも大きな思い出になっています。でもそれはいい思い出ばかりではありません。できればあまり思い出したくない種類のものもたくさんあります。
人生のある時期まで、それが心のしこりとして残っていて、どうも自分の生き方が窮屈に感じていました。
でも、だんだんそこから目をそらしていてはいけないのではないか、そこをしっかり見つめることからしか、自分の生き方は変わらないのではないかと感じるようになりました。
いいものもいやなものも青春時代の思い出はとても深く心に残るものです。生徒会活動での皆さんの経験はきっと自分の人生に何か投げかけてくれるでしょう。
さて、吉浦碧月君を長とした旧生徒会役員の皆さんは、一つ一つの行事に取り組むにあたって、借りものではない、自分の言葉で、自分たちの思いを語り、着実に実行してくれました。
計画段階での細やかな配慮、実行に当たっての責任感のある行動に感謝します。ありがとう。とても頼もしく思いました。
それこそいい思い出も、失敗した思いでもあるでしょう。でも、先程も述べたように、すべてがきっとこれからの人生に役立つ経験になると思います。大事にしてください。
また、品川信之助君を長とする新生徒会役員の皆さん、来年度は小中一貫として9年目、記念すべき完成期を迎えます。
これまで以上に「1年生から9年生までを一つにまとめる」という大きな視野と「学校の主人公は自分たちである」という主体的な発想をどんどん推し進めてください。
失敗を恐れず、大胆な発想で、果敢な行動力で、新しい中央校の歴史を開いてください。品川君、僕はあなたを小さな校長として期待しています。
先生方も皆さんの自立的な活動を後押ししてくれます。頑張ってください。
そして最後にフロアの皆さん、今しも、コロナの時代です。ですから、物理的な距離は確保しなくてはなりません。しかしながら、「つながり」と「連帯」、心の距離は密にして、一人一人が他人事ではなく、ジブンゴトとして力を出し合って、みんなで立派な中央校を作り上げてください。
よろしくお願いします。
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