2学期終業式がとりおこなわれました
入力日
2023年12月22日
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12月22日(金)、佐賀県では今年一番の大雪となりましたが、令和5年度2学期終業式が各教室リモートでおこなわれました。
下村校長からは、1冊の絵本を通して「この一年間の出来事について、どれだけ自分事として考えるチャンスを逃がしてきたか考えてほしい」「主体性や自主性を大事にして、新たな年に向けて志を立ててほしい」というメッセージが送られました。
3年生は、年が明ければすぐに共通テストに臨みます。将来に向けて希望に満ちた新年になりますように。
ところで今回の司会進行は2年生の増山広大さんと中溝友香さんが務めました。
生徒主体の儀式進行が定着してきました。
また、終業式のあと生徒会の新旧交代の挨拶がありました。
旧生徒会長の野田愛心さんは頭髪規定の見直しを行うとともに、服装規定の見直しに一定の道筋をつけてくれました。
野田さんは生徒の皆さんに対して感謝の言葉を述べつつ「大勢の前だと人は遠慮がちになる。人前でも積極的に行動しましょう」と激励の言葉を述べました。
なお、会の後半、生徒指導部から、頭髪規定の見直しについて、特異な髪形としての「ツーブロックやアンシンメトリー等の禁止」という表現を削除するとともに、前髪の長さの規定緩和についての説明も行われました。これにより、いっそう自覚的な武高生の判断が求められることになりました。
また、新生徒会を代表して副会長の原田幹太さんが「シエスタをはじめ公約を実現させていきたい」とこれからの意欲を語りました。
生徒会を中心としながら、生徒一人一人が主人公となった学校づくりにみんなで取り組みましょう。
【下村校長談話】
今回の頭髪規定の見直しは、生徒の皆さんからの要望によって進められた。これは皆さんの主体性・自主性の表れとしてとても素晴らしいことだ。しかし、それでもまだ学校生活規定の中には、時代の流れとして違和感を感じる部分もあると思う。したがって学校としても皆さんの人権、主体性・自主性、そして今後求められる多様性などの視点から不断の見直しをしていかねばならないと考えている。武高生の賢明な判断を期待する。これからもちょっとした違和感を大事にしながら”思考”してほしい。