私たち深掘りしました!
入力日
2023年9月30日
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9月29日(金)、武雄市役所市民ホールにて、①「高校生のまちづくり参画事業」(武雄市との協働)の報告会と②「さが未来発見塾」(佐賀新聞社主催)の未来計画提案会とが合同で開催されました。
(全員の集合写真)
① 「高校生のまちづくり参画事業」(武雄市との協働)
高校生の視点でまちづくりをどう行うか、本校の1年生20名が3つのグループに分かれて、現状分析・企画・実施・振り返りを行いました。
(「まちづくり参画事業」に参加した1年生メンバーの集合写真)
Aチーム「愉快な仲間たち」
・「防災」をテーマに豆知識をリーフレットにまとめ、放課後児童クラブで実演。また西九州新幹1周年イベントで子ども向け防災缶バッチ作成のワークショップや防災豆知識リーフレットの配布を行いました。
Bチーム「武雄スタンプラリー」
・観光客の皆さんに武雄の名所を知ってもらうため、市内5か所を巡るスタンプラリーを企画。スタンプやその台紙を製作し、西九州新幹線1周年イベントで出展し、台紙を配布。景品も用意し、たくさんの人たちに観光地の散策していただきました。
Cチーム「武雄を盛り上げ隊」
・小さいお子さまたちに武雄のことをより知ってもらうため、観光を取り入れた劇を創作。各地で取材をし、パペット(操り人形)と観光地の写真を組み合わせた紙芝居を製作し保育園で披露しました。
② 「さが未来発見塾」(佐賀新聞社主催)の未来計画提案
2年生16名がワークショップや取材活動をとおしてまちの魅力や課題を整理分析し、「こういう“まち”にしたい」という未来計画を作成し小松政武雄市長に提案しました。
提案書のタイトルは「TAKE OUT」。これは武雄(TAKEO)をUniversal Town(世代や国籍を超えた街)に磨き上げて、その魅力をお持ち帰りいただくという願いが込められています。
具体的には「観光客が訪れたいまち」「市民が暮らしやすいまち」「観光客も市民も楽しめるまち」という3つの柱で提案しました。
小松市長からは「“高校生ガイド”や“防災意識日本一”などびびっと来るものがあった。大いに参考にしたい。また新幹線と高校生の距離をどう縮めるか問題提起をもらった」と御高評いただくとともに、「いわゆる“街中”だけでなく、これからは中山間地域にも目を向けて」「今回学んだ探究の型をこれからの学びや将来の仕事にも生かしてほしい」と激励していただきました。
また松尾武雄市教育長からは「半年前までは中学生だった1年生の皆さんがたった半年間でこんなすごいことができることに驚いた」「武雄高校全体が探究を大事にしている雰囲気がよく分かった。これからも頑張ってほしい」とエールをいただきました。
武雄高校の探究活動の先導的な取組でした。
これからも武雄高校は”探究”を中核に据えた教育活動を推進していきます!