学校長挨拶

　思斉館中学部のある佐賀市久保田町は、有明海に面した水と緑に囲まれた豊かな自然、そして、先人たちが守り育ててきた歴史的な遺産や文化があります。また、従来、教育にも熱心で、校名は孔子の論語に由来するものです。

　思斉館では、小中共通の学校教育目標「『見賢思斉』の精神で、たくましく未来を切り拓く児童生徒の育成」のもと、小中９か年を見通して、児童生徒への系統的・継続的な指導・支援を行っています。

 

　令和６年度の思斉館中学部は、全校生徒２１０名（７年生７２名、８年生７３名、９年生６５名）でスタートしました。

　未来を担う生徒たちには、夢や目標をもち、その実現に向けて挑戦し、一歩一歩踏み出していく力を身に付けてほしいと思います。

　夢や目標をもつことは、「どのようにしたら実現できるか」という自分自身への問いを導き、「達成しよう、実現しよう」という意欲を高めます。そして、それに向かって挑戦し努力を積み重ねる過程においては、「自ら考え、判断し、行動する力」や「他者と協働する力」が大切になります。

　これらのことを踏まえ、校訓「見賢思斉」のもと、教育活動をとおして、生徒一人一人がよさや可能性を伸ばし、夢や目標の実現に向かって一歩一歩踏み出すための力を育み、学校教育目標の実現に向けて、全職員が一丸となり、日々の教育活動に全力で取り組んでまいります。

　今後とも、保護者、地域の皆様の本校の教育活動への御理解・御支援をよろしくお願いします。

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校訓『見賢思斉』                                                                             

「賢を見ては斉しからんことを思う。不賢を見ては内に自ら省みるなり。」

（優れた人物を見たなら、努力目標にすることである。                           

   賢くない行いを見たら、 自己反省の資とすることである。）

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