学校長挨拶

 

 

 

学校長挨拶

 
 

 

佐賀市立小中一貫校思斉館中学部  

校長 宮地 浩幸

本校のある佐賀市久保田町は、長崎街道沿いの宿場町として栄え、武雄、唐津の分岐点であり、交通の要衝として開けた町です。久保田町には、有明海に面した水と緑に囲まれた豊かな自然や、先人たちが守り育ててきた歴史的な遺産や文化があります。教育にも熱心で、校名は孔子の論語に由来するものです。

『見賢思斉』

「賢を見ては斉しからんことを思う。不賢を見ては内に自ら省みるなり。」

(優れた人物を見たなら、努力目標にすることである。賢くない行いを見たら、 自己反省の資とすることである。)       

 

 思斉館は小中一貫校として14年目を迎えました。第1ステージ9年間の取り組みを基盤として、第2ステージにおける新たな小中一貫教育の構築と推進を行い、思斉館の教育が充実し発展するよう、小中学部の職員が一緒になって子ども達を育てています。

 

 思斉館教育の特色は、小中9ヶ年を見通して、系統的・継続的な指導を行っていることです。小中同一の学校目標『「見賢思斉」の精神で たくましく未来を切り拓く 児童生徒の育成』のもと、教育を進めています。

 

 さらに、地域の方々の力を借りながら、郷土学「思斉学」、地域の行事への参加、職業人に学ぶなど「総合的な学習の時間」等を使った体験活動などを取り入れ、郷土に誇りを持ち、文化や伝統を大切にする心豊かな児童生徒を育てていきたいと考えています。そして、将来は地域に貢献できる大人になって欲しいと願っています。

 

 思斉館の児童生徒の学力向上のために、学習課題を工夫し、自分の考えを表現し、お互いに学び合える授業づくりに向けて、研究を推進しています。

 

 また、中学部では「学力向上」と共に「生徒指導の充実」を重点目標に掲げています。未だコロナ禍ですが、少しずつ学校本来の状況に戻りつつあります。これを機にこれまでの教育実践を前例主義にとらわれず、本質的に見直す機会であるととらえ、新たな小中一貫教育を構築していきたいと考えております。

 

 子ども達のよりよい成長のために、保護者、地域の皆様と連携を図りながら、職員一丸となって頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 


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