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学校長あいさつ
入力日
2019年12月1日
内容
学校長あいさつ
上の写真は本校2階図書室から一望できる唐津湾の風景です。まさに風光明媚と言える地に佐志小学校はあります。創立は明治8年。令和6年(2024)には創立150年目を迎える伝統ある学校です。校舎は平成20年に改修を終え、その後、プールや体育館も改修されており、広く明るい学校です。
本校は長きにわたり人権・同和教育の充実、推進に取り組んでおり、必須教材を用いた授業や系統だった部落問題学習、人権の日集会といった取組を継続して行っています。唐津地区人権・同和教育研究会の事務局といった役割も担っています。また、ふるさと佐志を愛する多くの地域の皆さんに支えられ、栽培活動、地域の歴史学習、そろばんや英語教室などを行っています。2年前からは、海洋教育パイオニアスクールとして、これも地域の方にお世話いただき、地引き網体験やカサゴの放流、ワカメの養殖体験といった貴重な体験をさせてもらっています。学校外の地域の取組としても、放課後子ども教室、佐志食堂、登下校時の見守り活動など、多岐にわたる活動を展開されており、佐志の子どもたちは本当に幸せだと思っています。
本校が目指す子ども像は「気づき、考え、実行する」という青少年赤十字の合言葉をそのままいただいています。そういう子どもを育てるには、「気づくことのできる注意力」「考えることのできる思考力」「実行しようとする意欲」を高める手立てが必要です。本校は昨年度から唐津市学力向上指定校として、国語科を中心に「思いや考えを認め合い、高め合う児童の育成」を主題とした研究に取り組んでいます。この目指す子ども像と研究主題とは重なり合う点が多く、校内研を軸として目指す児童像の具現化を図りたいと考えています。
「気づき、考え、実行する」という学び方を身につけることは、「令和」という新たな時代を生きる子どもたちにとって、大切な資質・能力となることでしょう。これからどのような未来が待ち受けているか分かりにくい時代の中で、目の前に現れてくる様々な課題と向き合いながら、持続可能な社会の創り手として生きていく子どもたちを育てていく佐志小学校でありたいと考えています。令和3年 4月
唐津市立 佐志小学校
校 長 松野 克己
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