20210120 3年町たんけん「黒崎神社」
入力日
2021年1月20日
閲覧数
2,323
3年総合の学習は「佐志大好き!~佐志の祭り」です。2学期に佐志八幡神社をたんけんした子どもたち。今回は黒崎神社に向かいます。
「海のそばに道がある!」「船がいっぱい!」などわいわい言いながら、子どもたちは黒崎山に向かって歩いていきます。
漁村センターがありました。その先の消防倉庫の近くには、たくさんのとろ箱が積んでありました。
網の修理をしている漁師さんの姿もありました。
「あ、えびすさんだ!」と子どもたちが言いました。右手に鯛、左手に釣りざおを持っていることにも気づきました。
唐房が漁業の町であることを感じながら、黒崎神社へと歩いてました。
黒崎神社に着きました。
鳥居の先には、急な百段以上あるような石段がまっすぐ上に向かっています。「真ん中は神様の通らす道やっけん、私たちははしっこば歩かないかんとよ」と、女の子が家の人から教えてもらったことを、みんなに話してくれました。
鳥居のそばには、黒崎権現さまの由来について書かれた立て札もありました。
進んでいくと、2つ目の鳥居がありました。鳥居には「金刀比羅宮」と書かれていました。少し手前には「大住稲荷」と書かれた赤い鳥居もあり、その奥には拝殿がありました。
どうやら、この黒崎神社には、佐志八幡神社と同じように、いろんな神様がまつってあるようです。
石段を登りあがった先に、拝殿がありました。
まずお参りです。コロナ対応でガラガラの鈴は鳴らさずに、二礼二拍一礼をして、願い事をしました。そして、周りをぐるっと散策しました。
拝殿の前に、参拝する人を迎えるように、一対のこま犬が座しています。口の中にある玉石をさわりながら、「どやんして入れらしたと?」と言い合う子どもたちです。
拝殿の裏側には本殿がありました。「神様はここにおらす」と聞いてびっくり。
少し右手に回ると、ここにも恵比寿様です。そして、その奥には、真新しい赤い建物がありました。
「ガラガラの3つもある」ことに気づき、「これも神様?」と疑問を持ちました。
「これは仏様?」と子どもたちがたずねました。江戸時代の有名な石工、平川与四右衛門作の石仏ですが、子どもたちは、神社に仏様があることが不思議だなあと感じたのです。神仏が分けられたのは明治時代になってからのことなので、こうしたことに気づく子どもたち、なかなか鋭いです。
こうした子どもたちの疑問を受けて、1月22日、地域の歴史に詳しい堀川先生のお話を聞くことになります。きっと、いろんな謎が明らかになることでしょう。