20201215 6年国語の授業
入力日
2020年12月16日
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全ての学級で先生たちが相互に授業を公開し合って、授業力の向上に努めている校内研究の最後の研究授業が、この日、6年生の学級で行われました。
自分が選んだ座右の銘とそれに結び付く経験を入れた作文を書いて、卒業文集にのせようというのが学習のゴールです。これまでの学習で、構想メモをもとに書く材料を集めたり、内容や構成を考えたりしながら、ひとまず下書きが出来上がっています。
今日の学習は、お互いの下書きを読み合って、よりよい作文にするための考えを伝え合う「共同推敲」の時間です。
まず、「ひとりでタイム」の時間で、友だちにどこを見てほしいか、アドバイスの欲しいポイントを伝えられるように考えました。そのときのヒントになる「推敲のポイント」が、黒板に示してありました。
「ともだちタイム」の時間になりました。アドバイスの欲しいポイントを伝え合ってから、友だちの下書きを読み合いました。
読み終わったら、自分なりの考えを伝え合います。
初めはペアで伝え合っていましたが、自分たちの課題がある程度解決すると、まだ課題の残っている友だちの応援に回りました。
推敲のレベルが、誤字、脱字の修正など「読みやすさ」のレベルから、具体的な時間や場所をつけ加える「くわしさ」のレベルや、ふさわしい言葉や気持ちを選ぶ「分かりやすさ」のレベルへと上がっていきました。
「みんなでタイム」の時間になりました。もう少しで解決できそうだったところを発表して、みんなや先生から意見をもらうことができました。
ふり返りの時間です。
次の「清書」の時間につなげるためのポイントをふまえながら、ふり返りを書きました。
明日はいよいよ「清書」。卒業文集にのせる作文が出来上がります。卒業に向けての気持ちも、少しずつ高まってきている6年生です。