20201201 タグラグビー教室
入力日
2020年12月1日
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10年前の小学校学習指導要領から、サッカーやバスケットボールなどと同じように、体育「ボール運動」の授業で取り扱ってよいとされた競技の一つが、タグラグビーです。
佐志小では、そのころから、他校に先駆けて、興味のある先生のクラスや学年では取り扱われてきました。しかし、しっかりとカリキュラムに位置付けて、3年生以上で授業を行うようになったのは今年度からです。
今日は、4~6年の子どもたちのために、唐津ジュニアラグビークラブにお世話いただき、九州電力と早稲田佐賀高校から凄い講師陣をお招きして、タグラグビー教室を開催することができました。
各学年、90分ずつのプログラム。たっぷりとウォーミングアップから行い、体も心もほぐすことができました。
特別な形をしたラグビーボールになれながら、後ろにパスをするという、ラグビーならではの動きを練習するゲームも楽しみました。
残り時間30分くらいになったところで、いよいよ4~5人ずつのチームを作り、対戦が始まりました。
ラグビーにつながるルールですが、小さな子供や女性でも楽しめるように、危険度の高いタックルをタグ(腰につけたひも)を取ることに置き換えて、接触プレーのない安全なルールになっています。
タグを取られたら、一度停まってパスをすることからゲームは再開します。タックルをして相手の攻撃を防ぐのと同じ理屈です。
子どもたちは、タグを取られないように巧みに身をかわしながら、タッチラインを目指して進みます。
タグラグビーのいいところは、サッカーやバスケットボールのように、手足で巧みにボールを扱える子が有利なスポーツとはちがって、誰でも同じように参加できるところです。
それで、女の子でも、運動に苦手意識のある子供でも、すぐにゲームに参加し、楽しむことができるのです。
子どもたちの動きもどんどん良くなり、スピード感が出てきました。
トライを決めて喜ぶ子どもたちも増えてきました。
90分間の教室が終わりました。ふり返りをして、お礼の気持ちを伝えた後に、みんなで記念撮影をしました。
今日一日で、子どもたちのラグビー熱がぐんと高まりました。毎年このような教室ができるように、学校としても応援していきたいと思っています。ご協力いただいた講師の皆さん、ありがとうございました!
なお、このタグラグビー教室の様子は、協力いただいた九電ヴォルテクス」のホームページにも紹介されています。ご覧ください。https://www.kyudenvoltex.com/news/244