20201126 5年ワカメ養殖体験
入力日
2020年11月27日
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総合的な学習の時間で「海の環境」学習に取り組んでいる5年生が、地元の漁業関係者の皆さんの協力を得て、「ワカメ養殖体験」を行いました。
まず、体育館での座学の時間です。これまで何度もお世話になっている、唐房にある県水産振興センターの皆さんを講師にお招きして話を聞きました。
佐志小学校の前に広がる唐房湾では、ワカメの養殖がおこなわれていることを知りました。
また、ワカメの生育の時期についても学びました。
このようにワカメ養殖についての基礎知識を学んでから、体験活動にのぞみました。
唐房にある県水産振興センターで細い糸に植え付けられたワカメの種が、成長して幼葉の大きさまでに育っていました。
今日は、それを太いロープに巻き付け、海中に浮かべる作業の一部を体験しました。
漁協青年部の皆さんに、糸の巻き方の手ほどきを受けました。
ロープの両側から、1人ずつ順番に巻いていきました。
ワカメの幼葉を巻き付けられたロープが、漁船で運ばれました。
そして、学校前の佐志浜岸壁から観察できる水中に下ろされました。
体験活動後のふり返りの時間です。質問をしたり、感想を伝えたりしました。
これから、2週間ごとに観察を続けます。どんどん川の河口に近いので、大雨になると塩分濃度が薄まる恐れがあります。また、海水温の上昇で幼葉が溶けたり、小魚から食べられる食害にあったりすることもあるそうです。何とか順調に育ってくれることを願います。2月末の収穫が楽しみです。