20200520 算数の授業
入力日
2020年5月20日
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今日は、風がそれほど強くない一日。運動場や中庭側の窓をしっかり開けても、教室の中を流れる空気は穏やかで、教科書やノートがパラパラとめくれることはありません。
1年から6年まで積み上げ式で、学びそこなってしまうと先に進んだ時に最も困ってしまうのが算数の学習。課題を子供たちがしっかりとつかんでいるか、つまづいているところはないか、全体指導の合間に、先生は個別の指導を続けます。
佐志小の1学級あたりの児童数が平均22人と、1学年2学級ある他の学校に比べたら少なくなってきました。それで、これまで2人いただいていた算数TTの先生の加配が、今年度から1人になってしまいました。児童数の多い4年,6年の2学年で、今年度は算数TTの授業を行っています。
グループ学習を必要最小限の時間に抑えたり、再度の臨時休校に備えたりという工夫の一つが、算数ノートにあります。
式や図やグラフ・表などを使って自分なりの解き方を説明したり、別の解き方もないか考えたり、友達の考えを聞いて付け加えたり修正したりするためには、自由度の高い方眼ノートがよいと考え、これまで多くの学級で使ってきました。
しかし今年度は、自由に書き込めるスペースは狭いけれども、教科書通りの問題や図、表などが印刷されている教科書準拠のノートを、全学年で揃えて使うことにしました。
することが分かりやすいので、家庭学習と組み合わせながら、どんどん学習を進めることができます。また、もし再度の臨時休校になったとしても、自宅で教科書を一人で学び進めやすいノートです。このように、今の状況に合わせた先生たちの知恵や工夫が、子供たちの学習を支えています。