干潟フィールドワーク
入力日
2020年10月5日
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8月20日(木)、道の駅鹿島・干潟交流館前の干潟で、環境工学科の1・2年生の有志15名が干潟の生物調査を行いました。干潟に9つの調査地点を設定し、それぞれの地点で海面から20cmの深さまでの泥を採取し、その中にどのような生き物がいるかを調べました。遠いところでは岸から50mほど離れたところに調査地点を設定したため、潟スキーを利用して泥を採取しに行きました。慣れない潟スキーの扱いと、泥を持ち帰る際の重さに悪戦苦闘しながらも何とか予定していたすべての地点を調べることができました。
調査の結果、多くの種類の貝類やカニ類、ゴカイ類などを見つけることができました。なかでも一番の収穫は、絶滅危惧種のアゲマキを発見することができたことです! 今回の調査結果をもとに、今後は生き物の生息地域の違いや泥の性質の違いなどについて調査していきたいと考えています。また、干潟周辺の環境美化活動にも積極的に参加していきたいと思います。調査に協力していただいた鹿島市役所ラムサール推進室の皆様、佐賀大学農学部の藤井先生、ありがとうございました。
↓サガテレビによる取材の様子
幻のアゲマキ!
調査の様子