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佐賀さいこう!企画甲子園【二次予選】

 10月17日(土)、佐賀県庁にて「佐賀さいこう!企画甲子園」の二次予選が行われました。「佐賀さいこう!企画甲子園」とは、県内外の高校生が佐賀の魅力を新たに発見・再認識する機会として、佐賀の魅力を語り、その魅力を活かした企画で競い合う取り組みで、今年で第4回目を迎えています。一次予選は書類選考が行われ、全65チームの応募があり、20チームが二次予選に進むことができます。本校からは3チームが二次予選に進出しました。

 二次予選では、審査員を前に企画の3分~5分のプレゼンテーションを行い、5分間審査員から質疑応答を受けます。この日のために、放課後遅くまで学校に残り企画を練り直し、プレゼンテーションの練習を重ねました。当日は、他の学校のプレゼンテーションに圧倒されながらも、自分たちの練習の成果を十二分に発揮し、堂々としたプレゼンテーションをしてくれました。二次予選で発表した、各チームの企画内容は以下の通りです。それぞれの個性溢れる企画で、審査員の方も積極的に質問されていました。

 

農業科学科2年

チーム「オニオンズ」

 佐賀の魅力はなんといっても「白石たまねぎ」です。ほどよい甘みと柔らかな食感を持つ玉ねぎは、全国第2位の生産量を誇っています。しかし今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、学校給食の中止が起きるなど、多くの玉ねぎが廃棄処分されました。私たちはこの状況をなんとかしたいと思い、「冷凍たまねぎ」を発案しました。玉ねぎのデメリットである、調理の手間を削減でき、しかも規格外や廃棄予定の玉ねぎを使うことで農家さんたちを救うことができると考えています。

環境工学科2年

チーム「SANOE-2」

 私たちが考える佐賀の魅力は「田んぼ・クリーク」です。田んぼ・クリークは佐賀の美味しいお米を生み出すだけでなく、大雨の時には水を受け止める防災の役割や、絶滅危惧種を含む多様な生物の棲みかとしての役割も果たしています。私たちは子どもから大人にまで、この田んぼ・クリークの果たす役割や魅力を知ってもらい、環境に配慮した新たな米作りを目指す農家を増やすことで、佐賀の魅力を全国に発信していくことを提案します。

環境工学科2年 

チーム「白石平野」

 私たちが伝えたい佐賀の魅力は「成富兵庫茂安」です。佐賀は昔から水害と干ばつに悩まされてきました。しかし戦国時代から江戸時代にかけて活躍した成富兵庫は佐賀のいたるところで治水・利水事業を行い、その問題を解決したのです。しかも、そのアイデアは自然の力に逆らわず、自然の力を上手く利用したものであり、現代でも大いに参考になります。私たちは成富兵庫の川づくりを参考に、安全で、環境に配慮した、人が集まる川づくりを提案します。

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