幼稚部の取り組み
入力日
2019年10月29日
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幼稚部の取り組み
幼稚部の取り組みを紹介します。
幼稚部での大切にしているポイントは、 ①『 体験させてみる 』ことです。
興味関心が旺盛なこの時期、目にしたものを見て感じ、手に取ったものを触って感じて、たくさんのことを学びます。
その興味関心を引き出すために、幼稚部棟の園庭、教室や廊下には、たくさんの遊具、本、季節行事に関する教材がたくさん並んでいます。
そして、そのひとつひとつの物に「 なまえ 」があることを知らせるために、ひらがなや指文字をつけて表示するように配慮しています。
指文字とは、「あ」~「ん」までの50音を指の形に対応させた文字のことです。指文字は手話と並んで、聴覚障害においては重要なツールに位置づけられます。
次のポイントは、 ②『 心を揺さぶる 』ことです。
初めて体験したことは、「楽しい」「嬉しい」「すごい」や「何だ、この感触?」「これ好き!」など感情が心からあふれてきますね。特に心がプラスに傾く感情をねらい、いろんなことに挑戦して心を揺さぶっていきます。
そして、最後のポイントは、 ③『 ことば 』です。
聴覚障害にとって、「きこえ」と「ことば」は密接で切り離せない関係にあります。
きこえにくさに起因することばの定着の妨げが一番の難題です。物の名前、事象の概念など、さまざまなことばに関する知識・理解・表現に影響が出てきます。もちろん発語(音)も同じです。
幼少期のころから、この「ことば」を少しずつでも身につけていくことがとても大切です。
幼稚部では、心を揺さぶって、「ことば」につなげていくことに重点を置いて教育活動を実践しています。
楽しい気持ち、嬉しい気持ちを自分のことばで表現できたら最高ですね。
1 季節の本 2 ことば(指文字付き) 3 カレンダー
4 季節のアイテム 5 朝顔の鉢 6 ICT機器
7 週案 8 買い物体験 9 季節(行事)のことば
10 教室 11 乳幼児相談 つぼみ組 12 園庭横の畑
こどもたちの活動の様子は こちら☆