小学部の取り組み
入力日
2019年10月30日
閲覧数
6,562
ようこそ 小学部へ
小学部では、子どもたち全員が「分かった!」と言えるように、児童一人一人にあったコミュニケーション手段を使用して教育活動を行っています。聴覚活用はもちろんのこと、手話や指文字も使っています。自分に合ったコミュニケーション手段を使いながら、児童は安心して自分の気持ちや意見を伝えています。子ども達のより良い成長のために、教師と保護者が連携して取り組んでいます。
〈学習面について〉
〇小学部では、児童の一人一人の実態を十分把握し、個に応じた細やかな指導を行っています。
〇語句の意味や使い方の確認をしながら、「言葉」を大事にして授業を進めています。
〇聞こえにくさに起因した分かりにくさを減らすため、視覚的に分かりやすい教材をどの授業でも準備し効果的に使用しています。
〇教室の掲示物を工夫して、既習内容を振り返ることができる環境作りを行っています。
〇経験と結び付けたり、五感を活用したりするなどの工夫をしながら、経験したことや感じ取ったことを言葉に直し、語彙の習得や定着につなげています。
〇個別の学習やグループ学習など目的に合わせて様々な形態で授業を行っています。
〇少人数でも、多様な考えに触れて自分の考えを深められるように、異なる考え方のキャラクターを提示するなどの工夫をしています。
具体的な方法として以下のような工夫を行っています。
|
|
|
|
|
|
板書を構造化し、思考の流れを板書に反映しています。 |
|
|
自分と異なる考え方のキャラクターをを示すことで、 |
|
|
|
|
|
|
既習内容を振り返ったり、活用したりすることが |
|
|
単元や、1時間の授業の流れを明確にして、 |
〈生活面について〉
〇休み時間には子どもも職員も一緒に遊び、いろいろなやり取りをすることでコミュニケーション力の向上にもつながっています。
〇全員が揃う給食の時間には、子どもたちが授業で関わる言葉を話題にするなど、いろいろな言葉を教師が意識して声をかけています。
〇マナーなどの社会性を身に付けるために、職員全員が生活の中で声をかけたり、モデルケースを見せたりする取り組みを授業の中に計画的に位置づけ、取り組んでいます。
〇学校行事だけでなく、季節の行事(七夕、節分等)を行い、活動や思い出を言葉に直し、語彙の習得や定着につなげています。
〇小学部の出窓に、季節の言葉や月毎に活動の様子をまとめたものを掲示し、そこからも語彙の習得や定着につなげています。