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令和4年度 3学期
『 蝋梅のお話 』
令和5年2月3日(木)
冬場のこの時期、樹木たちは春に向けて花を咲かせる準備をしています。
その中で、いち早く開花している花があります。
蝋梅(ロウバイ)という、小さな黄色い花です。
別名を唐梅(カラウメ)といい、中国原産で海を渡って日本に伝わってきました。
本名、別名ともに梅の漢字がついていますが、梅の仲間ではないようです。
ただ、梅と同じように香りが強く、花柄が短く花が枝にまとまってつくといった点が梅に似ていますね。
開花時期は早い品種で12月で、遅くても2月には咲きます。
日本においては小寒(1月6日頃)から立春の前日(2月3日頃)までの季語とされるのはこのためですね。
蝋梅の名前は半透明でツヤのある花びらが蝋細工のようであることから由来しています。
ただし、蝋梅から蝋燭(ロウソク)を作ることはないようです。あしからず。