令和3年度 職業講話・体験学習
入力日
2021年12月6日
内容
12月2日(木)、サガテレビアナウンサーの橋爪和泉 様をお迎えして、小学5年生以上の児童生徒に向けて「職業講話・体験学習」を開催。情報を伝える側として、常に心がけていることやアナウンサーのスキルアップのための練習内容について、体験を交えての講義でした。
簡単な自己紹介のあと、早速、子どもたちにアナウンサーとしての発声練習を指南。フジテレビアナウンサー専用の本のタイトルには「声は人なり」との文字。腹式発声の重要性も説かれました。子どもたちは、楽しそうに大きくお腹から発声。腹式発声は、内臓脂肪を減らすことにも有効とのことです。
アナウンサー教本の中の「外郎(ういろう)売りの台詞」の一節を用いての発声練習では、橋爪アナが、毎日の鍛錬の成果を披露。台詞によどむことなく、滑らかに、そしてスピーディーに暗唱する姿は圧巻でした。日々の鍛錬の様子がすごくよく伝わりました。
その後、「聴く力」と「話す力」について、実践を伴いながら、児童生徒に体感させる活動がありました。「聴く力」には、①あいづち、②相手の話を遮らない、③話を聴いて理解を深めることの3つが重要。そして、なにより、「聴く力」=「話す力」と教えていただきました。
相手の話を聴くときに、いかにたくさん聴いて、話を深堀できるか、そして、獲得した多くの情報の中から、「一番伝えたい内容に数字を交えて話にまとめること」そうすると話に説得力が加わる。この日々の実践が結果的に「話す力」にもつながっていくと教えていただきました。
80分が瞬く間に過ぎ、アナウンサーにとってはあってはならない「時間延長」を行ってお話をしていただきました。とても楽しく有意義な時間でした。
※橋爪アナは、「かちかちPressでのかちかちサガン鳥栖」が私たちにとって一番有名かと思いますが、スポットCMで流れている「Rediscovery Saga」のナレーションも手掛けているとのこと。違う一面が感じられます。是非御覧ください。
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