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第8回義務教育学校連絡協議会
入力日
2022年1月4日
内容
小中学校を統廃合して9年間の小中一貫教育を行う新しい学校種「義務教育学校」が制度化されて6年がたちました。令和3年度の全国の義務教育学校数は25校増えて151校となりました。佐賀県では、九州初の義務教育学校である大町ひじり学園と多久市・伊万里市・玄海町( 多久市立東原庠舎東部校・中央校・西渓校、伊万里市立南波多郷学館、玄海みらい学園)で県内6校設置されています。現在、2市2町の教育長と義務教育学校長等により佐賀義務教育学校連絡協議会を設置し、義務教育学校の運営や小中一貫教育の推進について連携を図っているところです。会長には、大町町教育長が就任しています。
令和3年12月28日(火)東原庠舎中央校において、関係市町教育長、6校の学校長・副校長等が参加して8回目の情報交換会が行われました。今回は、伊万里市で義務教育学校への統廃合を考えている学校の校長先生方もオブザーバーとして参加されました。
<熟議された主な内容>
・義務教育学校は、学力向上、中1ギャップの解消、中学生の問題行動等の減少で成果が見られている。
・小中一貫教育とコミュニティ・スクールの親和性は高い。家庭・地域と連携して選択制制服の導入を進めなければならない。
・9年間を大きな塊として考え、ブロック制は発展的解消も視野に入れるべきである。6年生の前期課程修了証書授与式や7年生の進級式の簡素化、4年生の二分の一成人式の儀式化等を進めながら、リーダー性をどこで育てるか明確にする必要がある。
・小中乗り入れ授業、小学部教職員による部活動指導等の実践を強化していきたい。教職員の意識改革が重要である。
・教育課程の変更や特設教科の設定等に挑戦して小中一貫教育を進めることも考えていく必要がある。
・義務教育学校の取り組みを県内に広めていく必要がある。会の拡充が必要な時期に来ている。
各義務教育学校で、様々な特色ある効果的な取組がなされていました。大町ひじり学園も他校を参考にしつつ、また、これまでの取り組みの結果をしっかり検証しながら、特色ある義務教育学校の運営を進めてまいりたいと思います。
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