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第7回「佐賀義務教育学校連絡協議会」報告
入力日
2021年1月8日
内容
小中学校を統廃合して9年間の小中一貫教育を行う新しい学校種「義務教育学校」が制度化されて5年がたちました。令和2年度の全国の義務教育学校数は32校増えて126校となりました。佐賀県では、九州初の義務教育学校である大町ひじり学園と多久市・伊万里市・玄海町( 多久市立東原庠舎東部校・中央校・西渓校、伊万里市立南波多郷学館、玄海みらい学園)で県内6校設置されています。現在、2市2町の教育長と義務教育学校長等により佐賀義務教育学校連絡協議会を設置し、義務教育学校の運営や小中一貫教育の推進について連携を図っているところです。会長には、大町町教育長が就任しています。
令和3年1月7日(木)南波多郷学館において、関係市町教育長、6校の学校長・副校長等が参加して7回目の情報交換会が行われました。今回は、コロナ禍における交流学習、小中合同行事、乗り入れ授業(※小学部籍の教員が中学生に教科を指導する。または、その逆)について熟議しました。
<熟議された主な内容>
・義務教育学校は9年間の学びを小中一貫して行う先進的な学校であるとの認識で、我々自負をもって教育、学校運営に励んでいこう。
・小中合同体育大会は、小学校運動会と中学校体育大会を合わせるという視点ではなく、交流競技を中心とした義務教育学校ならではの大会を児童生徒会が中心となり作り上げていってはどうか。
・小学部の教科担任制を進めることで、乗り入れ授業や乗り入れ担任(※小学部籍の教員が中学生を担任する。または、その逆)の活性化できる。
・9年生の卒業式は、リモート機器を活用するなど工夫して全ての児童生徒、教職員でお祝いしたい。6年生から7年生へは「卒業・入学」ではなく「進級」なので前期課程修了証書授与式や7年生進級式は、簡素化若しくは無くす方向で進めていってはどうか。
各義務教育学校で、様々な特色ある効果的な取組がなされていました。大町ひじり学園も他校を参考にしつつ、また、これまでの取組の結果をしっかり検証しながら、特色ある義務教育学校の運営を進めてまいりたいと思います。
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