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祝 久本保夫さん佐賀県教育委員会表彰~あいさつ運動21年
入力日
2021年11月2日
内容
「あ!じゃんけん先生だ!!」校門で久本保夫さん(恵比須町)を見つけた子ども達は、駆け寄ります。「じゃんけん しょ!」「うあ!」「勝った!!」「今日ね、あのね・・・」久本さんが子ども達に聞きます。「朝ご飯は何を食べてきましたか!?」
平成13年に、久本さんがPTA会長として始めた毎日の校門でのあいさつ運動は、会長を退いた今でも21年間続けていらっしゃいます。雨の日も風の日も毎日、朝早くから児童生徒を笑顔で迎えられています。全ての児童生徒の名前を覚え、じゃんけんをして学校生活を楽しく迎えてもらおうとボランティアであいさつ運動をされています。本当に頭が下がります。ありがとうございます。そして敬意を表します。今では、大町ひじり学園だけではなく、大町町が教育委員会連絡協議会を組織する江北町や白石町の小中学校児童生徒にもあいさつ運動を行っていらっしゃいます。
毎年、ひじり学園9年生は、久本さんへの感謝の会を開き、寄せ書きをプレゼントしています。久本さんは教育長職務代理者でもあられますので、卒業式には、9年間で立派に成長した卒業生を前に感動的な告辞を述べられます。告辞には9年間毎日成長を見守ってきた久本さんだからこそのメッセージが込められています。成人式にも来賓として出席され、新成人を見つめる久本さんの嬉しそうなまなざしが印象的です。教員でさえ9年間成長を見届けられることはありませんが、久本さんはそれを自発的に行って、子ども達の成長を見守っておられるのです。
今回、その功績が認められ11月1日に令和3年度佐賀県教育委員会表彰を受けられました。誠におめでとうございます。
「毎日会っていると、その子どもの友達関係の変化や心の変化が分かる。気になることは定例教育委員会で話題としている。」とお話されていました。「じゃんけんに勝って気持ちよく子ども達に学校に行って欲しいが、負けるのも難しい。」とも話されました。
久本さんは、大町ひじり学園コミュニティ・スクール学校運営協議会会長も兼務し、地域学校協働活動を推進されています。お体にご留意されて、いつまでも子ども達のじゃんけん先生でいてください。
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