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新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮
入力日
2021年2月3日
内容
新型コロナウイルス感染症については、佐賀県内において家庭や部活動での感染で児童生徒等が陽性者となるケースが見られています。佐賀県では、1件1件を徹底的に追いかけて封じ込めが行われています。しかしながら残念なことに、県内でこれまで発生した児童生徒等への感染に対し、感染への不安や恐れから、感染した児童生徒等やご家族に対する誹謗中傷や噂話の拡散、インターネット上への悪質な書き込みやSNSによる情報の拡散、様々な場面での心ない言動などが見られているようです。県内で苦しい思いをしている子ども達やそのご家族が辛い思いをしている事例も報告されています。また、保護者が子どものことを思い、良かれと思ってのSNSなどを使った善意の情報のやり取りが、このような誹謗中傷や噂話、情報の拡散の発端となったケースも少なからずあるようです。
令和2年8月に萩生田光一文部科学大臣は、保護者や地域の皆様方に向けて「感染者に対する差別や偏見、誹謗中傷を許さない」、「学校における感染症対策と教育活動の両立に対する御理解と御協力」の2つのメッセージを発信されました。また、山口祥義佐賀県知事は、常々「佐賀は『いつくしみの県』」と発言されています。
そこで、大町町教育委員会及び大町ひじり学園は、新型コロナウイルス感染症を理由とした差別やいじめ等に限らずいじめ問題に対して、今後も適切に対応してまいります。児童生徒に人権尊重の視点に立って、差別は絶対に許されないこと、命の大切さ、言葉の力や一言の重さ、新型コロナウイルス感染症の科学的な知見など、継続的に粘り強く指導してまいります。
今後、児童生徒等への感染が発生する可能性は十分にあります。校舎内消毒や児童生徒への保健指導、来校者制限、的確な情報提供など徹底的に実践してまいります。万が一児童生徒が長期に出席停止する事象が発生した場合も教育活動を止めず、学習課題の配布やオンライン学習などを行い対応してまいります。
保護者や地域の皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。
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