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学校運営協議会 CS2021
入力日
2022年2月4日
内容
令和3年12月9日(木)、コミュニティ・スクール(CS)である大町ひじり学園で、令和3年度第1回学校運営協議会(会長:久本保夫さん、副会長・地域学校協働活動推進員:中島千枝さん)が開催されました。例年、年4回開催してきましたが、今年度は新型コロナウイルス感染や8月の豪雨災害で12月にようやく初開催となりました。
今年度は、長年、学識経験者として学校運営協議会委員としてご尽力いただいている小中一貫校設立時に大町小中学校に勤務いただいた元校長の松尾道彦先生に、これまでのご経験を活かして、新たに「大町ひじり学園学校運営アドバイザー」に就任していただきました。「大町ひじり学園学校運営アドバイザー」には、町のキャリア教育、ひじり学園の小中一貫教育について、ひじり学園校長をはじめとする先生方に指導助言していただくこととしております。学校運営協議会に小中学校の学校経営のスペシャリストを配置することで、人事異動により校長や教職員が替わっても九州初の義務教育学校設立時の小中一貫教育の理念が持続継承されていくことが期待できます。さらに、増加している若手教員育成へのアドバイスもいただくこととしております。
また、新委員として地域おこし協力隊(防災)の公門寛稀さんに学校運営に加わってもらい学校運営協議会の充実を図っています。
この日は、まず、防災教育について熟議しました。学校側からは、児童生徒の避難訓練、災害ボランティア活動、防災マップつくりや防災講演会について報告がありました。実際に被災された委員や役場職員からは、ボランティア生徒への感謝の言葉が述べられました。さらに、課業日に発災した場合の児童生徒の安全確保の方法について意見が交わされました。公門委員からは、「地域の防災力=コミュニティ力」という言葉をいただき、改めて地域の教育力、共助の大切さを痛感しました。コミュニティ・スペース「ペリドット」には、児童生徒も立ち寄ってもらいたいものです。
次に、性別に関係なく自由に選択できる制服の導入について熟議しました。佐賀県では、男女別の制服が児童生徒の自分らしく安心して学校生活を送る上で阻害要因になってはならないとの考えで選択制制服の導入の動きがあります。白石高校の制服の現状報告を受け、女子生徒用のスラックス導入や小学部の私服について、保護者の経済的側面、人権教育の側面など様々な視点で意見が交わされました。これから学校やPTAで具体的な動きが始まります。
学校運営協議会は、辛口の学校応援団です。熟議では、各委員が気軽に意見を交わしています。地域立の学校として、学校運営協議会が、学校の今日的課題への助言を行い、ひじり学園の運営をしっかり支え、地域学校協働活動の充実を行っていきます。
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