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学校運営協議会熟議「ICT利活用教育の推進」
入力日
2020年7月3日
内容
※ICT(インフォメーション・コミュニケーション・テクノロジーの略、情報通信技術)
現在、ひじり学園では教育用コンピュータ82台を配備しており、児童生徒5人に1台の整備状況です。進化した人工知能が様々な判断を行ったり、身近なものの働きがインターネット経由で最適化されたりする時代「Society(ソサエティ)5.0」を生きることになる児童生徒にとって、先端技術などの効果的な活用は必須となっています。町教育委員会では、平成25年度に「大町町ICT機器整備計画」を策定し「学習用情報端末の整備について1人1台に向けた検討」を掲げているところ
そのような中、令和2年7月2日(木)令和2年度第2回学校運営協議会(会長:久本保夫さん、副会長・地域学校協働活動推進員:中島千枝さん)が開催され、委員が小グループに分かれて、大町ひじり学園の「ICT利活用教育の推進」について熟議が行われました。
<主な委員の意見>
〇ひじり学園の特色ある学校づくりを目指して、教育用コンピュータについては、1人に1台のタブレット端末を整備すべきである。
〇全ての児童生徒がオンライン授業を受けることができる環境を整備して欲しい。
〇情報モラル教育が重要である。児童生徒が携帯電話・スマートフォンを不適切使用した問題行動事例が大変多い。家庭で買い与えておいて、トラブル解決を学校が担っている現状である。保護者向けの研修が必要である。
〇学校に来れない児童生徒の学習保障のためオンライン授業に着手すべきである。
〇ひじり学園では、教育用コンピュータを児童生徒が調べ学習や学習のまとめに活用している。教員はデジタル教科書を搭載した電子黒板を日常的に活用し授業を行っている。
〇児童生徒のコンピュータ操作技能の差が学力格差に直結するのではないか。
〇児童生徒が教育用コンピュータを自由に使用できるよう、廊下に設置するなど保管の仕方を工夫してみてはどうか。
〇デジタルとアナログどちらも大切で、デジタルを効果的に活用して授業を展開して欲しい。
町教育委員会では、平成25年度に「大町町ICT機器整備計画」を策定し「学習用情報端末の整備について1人1台に向けた検討」を掲げているところです。文部科学省による「GIGAスクール構想の加速」、佐賀県による「プロジェクトE」などの取組を参考にし、将来的なオンライン授業実現も視野に入れICTの積極的利活用を進めなければなりません。町の財政状況、ひじり学園の教育用コンピュータ稼働率を見ながら、1人に1台の整備を進めていきたいと考えています。
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