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ひじり学園のパソコンを活用した学習
入力日
2020年6月2日
内容
Q①「今年度より児童生徒にパソコン授業導入の考えはあるか?」
A②
ひじり学園には、平成25年の新校舎開校から、校内通信ネットワーク環境の整備、各クラスへの電子黒板配備、教師提示用デジタル教科書の整備、教育用コンピュータ82台(キーボード脱着式タブレット型パソコン)の配備、学習ソフトの購入を行ってきており、いわゆる「パソコン授業」はすでに導入しています。
現在、児童生徒は、調べ学習でのインターネット利用、学習のまとめでのプレゼンテーション、動画や写真の活用、ワープロソフト・表計算ソフトの活用、町教育委員会作成の大町町地域デジタル教材「わたしたちの大町」による地域学習、ドリル学習など様々な授業で教育用コンピュータを活用しており、特に中学生の利用が進んでいます。今後も利活用を促進していきます。
令和2年4月から小学部で新学習指導要領の全面実施がなされていることに伴い、小学校プログラミング教育を必修化しています。ひじり学園小学部では、算数や理科などで教育用コンピュータのプログラミングソフトを活用してプログラミング的思考を育むことを計画し教育過程に位置付けています。それに備え昨年度、小学部の教育情報化推進リーダーの教員を小学校プログラミング教育の実践的研修に複数回派遣し、全ての小学部教員への伝達講習を終えたところです。今後も、教育長と指導主事で教員への指導助言を重ねていきます。
いずれにしましても、教育用コンピュータはあくまで道具であり、その操作自体が目的ではなく、それぞれの教科の目標を達成するために、その有効性を確認しながら積極的な利活用を進めていきたいと考えています。
合わせて、この急速に進む情報化社会で、情報モラル教育の充実を強く進めていきます。
Q②「1人1台端末の整備事業に町として取り組む考えはあるか?」
A②
現在、ひじり学園では教育用コンピュータ82台(キーボード脱着式タブレット)を配備しており、児童生徒5人に1台の整備状況です。進化した人工知能が様々な判断を行ったり、身近なものの働きがインターネット経由で最適化されたりする時代「Society(ソサエティ)5.0」を生きることになる児童生徒にとって、先端技術などの効果的な活用は必須となっています。
町教育委員会では、平成25年度に「大町町ICT機器整備計画」を策定し「学習用情報端末の整備について1人1台に向けた検討」を掲げているところです。文部科学省による「GIGAスクール構想の加速」、佐賀県による「プロジェクトE」などの取組を参考にし、将来的なオンライン授業実現も視野に入れICT(インフォメーション、コミュニケーション、テクノロジーの略、情報通信技術)の積極的利活用を進めなければなりません。町の財政状況、ひじり学園の教育用コンピュータ稼働率を見ながら、必要に応じて、まずは、3人に1台の整備を目指していきたいと考えております。
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