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学校長あいさつ
笑顔の花結う相知小学校
相知小学校校長2年目となりました、佐伯 美和です。
昨年度は、19年ぶりに戻ってきたこの相知小学校のいろんな場で、多くの大人になったかつての教え子たちとの再会を喜び、今度はその子たちの子どもさんの成長にかかわれることに喜びを感じながら過ごした1年でした。
子どもたちは素直で優しく、やる気に満ちています。6年生のリーダーシップの下、自主的に動き、最後まで手を抜くことなく一生懸命に取り組むことができます。それは伝統として受け継がれており、子どもたちは「6年生になったら…」と、毎年6年生に抱いていた憧れの気持ちを、自分たちが6年生になった時精一杯発揮します。そして、1学年ずつ上がった下級生は、毎年少しずつステップアップしていき、できることを増やしながら自信をつけています。
地域の方々も、子どもたちの成長を見守り、積極的に支援してくださいます。「あおがし応援団」の皆様をはじめ、相知の自慢で誇りの一つである「アザメの瀬の会」の皆様、保護者の皆様等々、多くの方々が「子どもたちのために」と、喜んで共に活動してくださいます。本当にありがたいことで、感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな愛情たっぷりの中で、のびのびと育っていく子どもたち。この教育環境をしっかり守っていきます。
そして、今年度は、昨年度咲かせた笑顔の花を、子どもたちと共につないでいき、ますますあったかい学校を創っていきます。
学校目標は「保護者や地域と共に創る!やる気・やさしさあふれる 笑顔の花結う相知小学校ONE TEAM!~おちついて うでくんで ちえを出し合う相知っ子~」です。これを受けた子どもたちの具体的な行動目標は「にこ」にこ笑顔で挨拶・返事・歌声。「きび」きび行動での様々な取組。「はき」はき言葉での自己表現。「どん」どん意欲で夢実現。…ここに6年生が考える目標を加えてすすんでいきます。
皆で支え合いながら「チーム相知」はあゆみます。昨年度咲かせた素敵な笑顔の花を、これから丁寧に紡いでいきます。
判断基準は、「子どもたちにとって、どうか」ということです。成長段階にある子どもたちの「今」は、まさに今、この瞬間しかありません。その時々の機を逃すことなく、今年度も誰一人として取り残すことなく、全員の学びや活動の保障をしていきます。
作礼山や八幡岳、そして、大きな楠の樹が変わらずそこにあり、豊かな自然環境を整えながら子どもたちを見つめている相知の里。また、大地を潤してくれている清らかな松浦川が流れる相知の里。四季折々の美しい風景を作り出し、私たちの心を癒してくれている、そんな相知の里で、地域の宝である子どもたちを、未来へ向かってしっかり育てていきます。