今日(きょう)の給食(きゅうしょく)は福岡県(ふくおかけん)の糟屋郡(かすやぐん)から宗像市(むなかたし)周辺(しゅうへん)の郷土料理(きょうどりょうり)「とりにくのすきやき」です。福岡県(ふくおかけん)では江戸時代(えどじだい)の享保(きょうほ)の飢饉(ききん)などで藩(はん)の財政(ざいせい)が苦(くる)しくなったときに鶏(にわとり)を育(そだ)てて財政(ざいせい)を立(た)て直(なお)そうとしたことから鶏(にわとり)の飼育(しいく)が盛(さか)んになり、それが現在(げんざい)の鶏肉(とりにく)を食(た)べる習慣(しゅうかん)につながったといわれています。お祭(まつ)りの時(とき)や田植(たう)えや稲刈(いねか)りの時期(じき)、親戚(しんせき)での集(あつ)まりなどで、鶏(にわとり)を一羽(いちわ)から数羽(すうわ)をまるごと季節(きせつ)の野菜(やさい)と一緒(いっしょ)にすき焼(や)きにして食(た)べるそうです。醤油(しょうゆ)と砂糖(さとう)で甘辛(あまから)く味(あじ)つけされたすき焼(や)きを味(あじ)わっていただきましょう。 |
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