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慣用句あるある!
入力日
2020年4月21日
内容
慣用句あるある!
担当:国語科Sisters
「わかってるってェ~いっつもいっつも言うから、『耳にたこができた!』」の
『耳にたこができた』これは慣用句です。
「いやだなあ~○○△に行くのはいやだなあ。『足が重いな』」の
『足が重い』も慣用句です。
慣用句とは、昔から使われてきた2つ以上の単語からなるひとまとまりの言葉のことをいいます。
『足が重い』の意味は、足が疲れていて足が本当に重く感じるのではありません。
「行かなきゃいけないのだけど、気が進まないな。」という意味の慣用句です。
意外と体の一部分を用いた表現が多くあります。
ということで、ここでは体の一部を例えにした慣用句を紹介します。
例えば・・・
「足が疲れていて重く感じる」の慣用句は何でしょう?
そうです!「足が棒になる」ですね。
では、
足つながりで、「足を洗う」という慣用句は、
「足」と「洗う」が結びついている慣用句で、
意味は「悪い行いをやめること」です。
あまり使いたくない慣用句でしたね。
さて、
「ん?ことわざと何が違うの?」と思うでしょ!
ことわざと故事成語は教訓や格言を含んでいます。
慣用句は日常的な出来事を比喩的に表現したものです。
日常で使えるようになればいいですね!
「頭」慣用句
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「頭」慣用句その1
使い方「鍋島君って、いつも朝早く来てクラスを開けてくれるよね。『頭が□□□□□』よ。」
意味/自分より相手の方が優れている様子
頭が□□□□□
「頭」慣用句その2
使い方「いいかげんにしなさい。少し『頭を□□しなさい』。」
意味/冷静になること
頭を□□□
「顔」慣用句
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「顔」慣用句その1
使い方「ちょっとくらいできたからって『□□□顔してさ』。」
意味/偉そうな態度をとること
□□□顔をする
「顔」慣用句その2
使い方「この前、○○タウンで大勢の前で思いっきりこけて、もう、『顔から□が出たよ』。」
意味/恥ずかしい思いをすること
顔から□が出た
「顔」慣用句その3
使い方「この前の大会の時、会場ですれ違う人、みんなが○○先輩に挨拶してたよ。○○先輩って『顔が□□』よね。」
意味/知り合いが多いこと
顔が□□
「顔」慣用句その4
使い方「ったくさあ、○○くんさ、うちに遊びにくるのはいいんだけ、おやつ一人で全部食べてしまったさ。『□の皮、厚くない?』。」
意味/図々しいありさま。厚かましいこと。乱暴な言い方なので使わないほうがいいな。
□の皮が厚い
「目」慣用句
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「目」慣用句その1
使い方「失敗は成功のもと、次がんばろっ。今回は『□□に見ることにしよう』。」
意味/失敗を責めずに許すこと
□□に見る
意味/弱点を見すかして、弱みにつけこむ
足もとを□□
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対等な位置や立場に立つ
□を並べる
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誰もが同じ言葉で同じことを言う
□をそろえる
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今か今かと待ち望む
□を長くする
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いばらないで、へりくだる様子
腰が□
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驚き、感心する
舌を□□
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自分の能力では処理しきれない
□に余る
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ある問題について、必要な処置をとる
手を□□
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持て余す
手を□□
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得意な様子 自慢げである
鼻が□□
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相手をばかにして 冷たくあつかう
□であしらう
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相手に遠慮せずに 思っていることを率直に言うこと
□に衣着せぬ
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集まって熱心相談する
額を□□□
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弱点を言われて、聞くのがつらい
□が痛い
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聞いたことが信じられない
耳を□□
不安で心が落ち着かない
□が騒ぐ
ものの価値を見極める力がある
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