学校長挨拶
学校長挨拶
佐賀県立三養基高等学校のホームページへのアクセスありがとうございます。今年度、校長として着任いたしました牟田秀哉と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
当校は、大正9年、旧制佐賀県立三養基中学校として創設され、今年で104年目を迎えた東部随一の伝統ある学校です。2万を超える卒業生が巣立ち、県内外の様々な分野で活躍されています。校訓は「質実剛健」― 飾り気なく、まじめで、心身ともに逞しい様子を言います。この校訓のもと、自主自立の精神の涵養をとおして、知・徳・体の調和のとれた教育を目指しています。また、「唯一無二 三養基」のスローガンには、一人一人が自分にとっての唯一無二となるものを見出していこうという気持ちが込められています。
当校の教育活動において指針としているものが次の3点です。
・生徒同士が切磋琢磨して高めあい、同時にお互いに思いやりの心を持って助け合うこと
・生徒と教職員が深い絆で結ばれ、生徒たちが悩みを抱え、行き詰まりを感じたときに自らの思いを打ち明けられるような雰囲気があること
・家庭と学校が互いに連絡を取り合い、心を一つにして、子どもたちの健やかな成長を促していくこと
緑あふれる落ち着いた教育環境の中、生徒たちは学業、行事や部活動などに積極的に取り組んでいます。真面目で素直な生徒が多く、教職員のきめ細やかで親身な指導に支えられ、大学進学や部活動等においても着実にその努力の成果が表れています。また、令和4年度には「SAGAスマート・ラーニング」の指定を受け、体験的活動で地域に関わることで地域連携をさらに強め、地域に根ざした学校としてその魅力を高めることを目指しています。
旧制中学初代校長が植えたユリノキが今も生徒たちを見守るこの三養基高校の校門を、来春、多くの中学生の皆さんがくぐられることをお待ちしています。
最後になりましたが、当校は創立当初から、PTA、同窓会、そして地域の方々に支えられて、今日に至っております。今後とも、よろしく御支援・御協力賜りますようお願い申し上げます。
令和5年4月 佐賀県立三養基高等学校 校長 牟田 秀哉