佐賀市立川副中学校
 校長　 宮原　克法

 

 

　佐賀市立川副中学校は、佐賀平野の南部に位置し、南に有明海が広がり、海苔の養殖をはじめとする豊な海の恵を有しています。周囲は干拓でできた平野があり、多様な農産物が実る豊な大地となっています。また、日本赤十字社の創設者である佐野常民先生の出身地であり、川副町は「博愛の里」と呼ばれています。本校は、以前から青少年赤十字に加盟し、各種ボランティア活動に積極的に取り組んできました。

　本校は昭和３３年に川副町立南川副中学校、西川副中学校、中川副中学校が廃校統合し川副中学校と改称しました。昭和３４年には川副町立大詫間中学校も廃校となり川副中学校に合併され、昭和３４年４月、４つの小学校区からなる川副町立川副中学校がスタートしています。

　平成３年８月に現在の校舎が竣工し、移転しました。平成２０年、市町の統合により、佐賀市立川副中学校とな りました。令和５年度、生徒数は287名、１1学級（第１学年３学級，第２学年３学級，第３学年３学級，特別支援学級２学級）です。

　学校教育目標は、「We　love　Kawasoe！　自他を大切にし　志をもって　主体的に学び活動する　生徒の育成」としています。ふるさとを愛し、自分や人々を大切にし、将来の夢に向かって志を立て生き生きと学び活動してほしいという願いをこめています。（※平成６年に竣工された、学校前の橋を『立志橋』といいます。）

　また、生徒たちは、…We Love Kawasoe めざせＡＫＴＢ！…を合言葉として頑張っています。

 

Ａ…明るく笑顔であいさつを…いつでもどこでもだれにでも
　あいさつは、コミュニケーションの基本です。いつでもどこでもだれにでも、明るく笑顔のあいさつを心がけ、豊な人間関係をつくる人になってほしいと願います。
Ｋ…校舎ピカピカ心もピカピカ…自問清掃…
　「環境が人を造る。その環境は人が造る。」という教訓を基に、人や物を大切にする心豊かな人物に成長してほしいと願います。
Ｔ…Ｔｉｍｅ 時間を守り　やるべき事を全力で…　２分前行動　
　時間を大切にし、自分の意思で「やってみよう」と決められる、積極的な自己決定ができる人になってほしいと願います。
Ｂ…勉強は目標を立て計画的に…継続は力なり…  

 

　キャリア教育の視点を学校教育の中核とし、川副中学校教育全体計画（学校経営方針）を策定し、安全で安心して学べる環境づくりを第一とし、生徒・保護者・地域から信頼され満足される学校づくりを推進して参りますので、ご理解とご支援をお願い申し上げます。