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SCS事業実施計画について
1 取組テーマ
「地域の子どもは地域で育てる」鹿島高校魅力化プロジェクト
2 現在の学校としての課題及び事業目標
(1)学校としての課題
本校は、鹿島高等学校と鹿島実業高等学校の再編統合によって平成30年(2018年)4月に開校した。開校6年目を迎えた若い学校であるが、前身の鹿島高等学校は創立以来124年の、鹿島実業高等学校は94年の歴史をもち、数多くの卒業生が世界、日本、地域社会の担い手として活躍を続ける、誇り高き伝統を受け継いだ学校である。
しかしながら、県西部地区において顕著にみられる少子化の進行や高校進学時のみならず、中学進学時からもみられる県外または地区外への生徒の流出によって、本校への志願状況は決して楽観を許されない状況にある。
こうした状況の中で、本校は鹿島市に所在する唯一の県立高等学校として、地域の子供たちに中等教育を保証する使命と地域社会の有為な担い手を輩出する責任を有している。本校がそうした使命や責任を果たし続けていくためには、鹿島市をはじめとした近隣諸地域との連携をさらに深め、地域活性化の核の一つとなるとともに、地域住民のさらなる信頼を得ていく必要がある。
(2)目標(成果指標)
①地域との協働による魅力づくりや教育活動の充実を図っていく。
②これまでにない発想やアイデアも取り入れながら、唯一無二の誇り高き学校づくりに努める。
③志願者増を目指す。
〈成果指標〉
※( )内の数値は、令和5年度魅力化評価システムアンケートの12月実施時の結果
❶この学校に入ってよかったと思う。
生徒 90%(89.4%)
❷この学校を中学生に勧めることができる。
生徒80%(84.6%) 教員90.0%
❸自分の将来について明るい希望を持っている。
生徒80%(79.3%)
❹地域に尊敬している大人がいる。
生徒66%(60.7%)
❺学校で学習することで,自分ができることや,したいことが増えている。
生徒90%(88%)