校長室から
鹿島高校で「夢探し」を
校長 えぐたか(江口孝之)
「鹿島高校は、夢がみつかり、夢がひろがる学校です。」
私は、さまざまな機会でそう申し上げています。
本校は、普通科・商業科・食品調理科という三つの学科で、それぞれの強みを生かした教育活動を行い、生徒の皆さんの「夢探し」をお手伝いします。
「夢探し」のお手伝いは授業や補習だけではありません。
鹿島高校と鹿島実業高校の多くの卒業生の皆さんが、在校生の「夢探し」を手伝ってくれます。年に1回の「旭ヶ岡キャリア塾」では、様々な職場、ステージで活躍している20名近い卒業生講師陣が、自らの経験も踏まえて「夢探し」のアドバイスをしてくれます。卒業生社会人が赤門学舎の特別教室に滞在する「旭ヶ岡キャラリアラボ」も開設しています。生徒の皆さんは、昼休みや放課後にラボを気軽に訪れていただき、「夢探し」について先輩たちと語り合うことができます。
また、多くの大学・短大・専門学校、企業のご協力を得た説明会や講演会、見学会等を実施して、その学校や会社、職業の魅力を直接知る取り組みも行っています。
「夢」は、「志」という言葉に置き換えることもできます。
人々の幸せ・喜びを増やしたり、人々のつらさ・悲しさを少しでも減らしたりするために自分に何ができるか、何をしたいか、それが「志」です。
夢を広げたり、志を持ったりするためには、日々の授業が最も重要です。先人たちが積み上げた学問や修練の成果を知識・技能という形で吸収し、考える力、判断する力などを身につけなければいけません。授業だけでなく、部活動等においても、自分を高めていくためにどうすればいいか、何が必要か、日々真実や真理を探し求めていくことが大切です。「探求」です。
鹿島高校は、夢を見つけ、広げるために、生徒全員が何事にも誠実に真心を持って取り組み、日々の生活を送る学校です。まじめに努力する者が報われる学校です。「至誠」です。
「至誠にして大志を抱き、探求に努めよ。」
鹿島高校は、令和6年度もこの言葉をモットーにしていきます。
中学生の皆さん、小学生の皆さん、将来ぜひこの鹿島高校に夢を見つけに来てください。お待ちしています。