校長室から

唯一無二の鹿島高校で、唯一無二の人財に

 

 令和4年4月に校長として赴任してまいりました江口孝之(えぐたか)と申します。15年ぶりに旭ヶ岡の地に戻ってまいりました。どうかよろしくお願い申し上げます。

 本校は、平成30年(2018年)に鹿島高等学校と鹿島実業高等学校の再編統合によって開校しました。前身の鹿島高校124年、鹿島実業高校94年の歴史・歩みを受け継ぎ、3校合わせて220年以上の伝統を誇る、若い学校です。歴史ゆかしき旧鹿島城内にあって、旭ヶ岡公園を中庭のごとく抱き、赤門学舎と大手門学舎という二つの学び舎を持つ、唯一無二の高等学校です。

生徒の皆さんには私からいろいろなお願いや言葉かけをしています。

 その一つが、「志をもってほしい」ということです。

 人々が「嬉しいなぁ」とか「幸せだなぁ」と思えることを増やすために自分に何ができるか、何ができるようになればいいのか、考えてほしい。これが志。

 人々が「いやだなぁ」とか「悲しいなぁ」と思うことを減らしていくために自分に何ができるか、何ができるようになればいいか、考えてほしい。これが志。

 この唯一無二の鹿島高校で学ぶ生徒の皆さんが、3年間しっかりと学び、高い志を抱き、世界・日本・地域社会・家庭等を支えていく唯一無二の人財へと成長していくために、私共教職員一同力を尽くしてまいります。 

 これから高校選びをされる中学生の皆さん、小学生の皆さん、保護者の皆様。鹿島高校は、人生や進路の選択肢を幅広くお示しし、一人一人を大切にしながら、夢を後押しします。素晴らしい環境にある本校をぜひお選びください。

 地域の皆様、鹿島高校、鹿島実業高校ご卒業の皆様。この伝統ある若い鹿島高校と生徒の進む道を温かく見守っていただき、ご支援を賜れば幸いです。

 

佐賀県立鹿島高等学校 校長 江口孝之


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