高2 久留米工大 「AI✕工学 探究学習」研修
入力日
2024年9月9日
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8月27日(火)、28日(水)の2日間、久留米工業大学で行われた「AI✕工学 探究学習」の研修に、高校2年生20名が1泊2日で参加しました。これは、DXハイスクール(情報教育推進事業)の取り組みの一環で、今回は総合的な探究の時間に「情報学」分野を選択した生徒の中から希望した者が参加しました。他県からの高校生の参加も多く、生徒たちはドキドキした様子で、研修に臨みました。
初日の午前中は、大学についての説明や、活動グループの希望調査などが行われ、午後は、テーマ別に10のグループに分かれて活動しました。久留米工業大学は、AI技術などを用いた地域の課題解決に積極的に取り組んでおられ、その研究は全国でも高く評価されているそうです。例えば、「AIの画像認識技術によるイチゴのランク分類」や「八女茶の味数値データと気象データを使った関係性の視覚化」など、実際の研究内容を追体験できるようなテーマが多く設定されており、生徒たちは具体的な事例を通してAIの仕組みや、AIがどのように活用できるのかを体感することができました。
2日目、一緒にPCで作業する中で、他県の高校生とも少しずつ打ち解けて笑顔で会話する姿も見られるようになりました。最後は、どのグループもパワーポイントを使って発表資料を作り、発表の様子を録画して記録を残しました。
プログラミングのコードなど難解な内容も含まれている研修でしたが、楽しく興味を持って取り組めるように工夫がされていました。白菜とシソを合体させたオリジナルの野菜の画像を作成したり、かわいいAIキャラクターを作って喋らせたりした生徒もいました。
普段は立ち入れない大学の施設の中で、高度な研究内容に触れることができ、生徒たちの進路意識も大いに高まったようです。