10月24日(金)、本校では午前と午後の２回にわかれて、芸術鑑賞会を実施し、演劇『12人の怒れる男たち』を鑑賞しました。この作品は、殺人事件の陪審員たちが有罪か無罪かをめぐり、密室で議論を重ねる中で、偏見や先入観を乗り越え、真実を追求する姿を描いた名作です。

生徒たちは、緊張感あふれるやり取りに引き込まれ、登場人物の心理の変化や一人の勇気が周囲を動かす場面に深い感銘を受けていました。「自分の意見を持つことの大切さを感じた」「正義とは何かを考えさせられた」という声も多く聞かれ、作品を通じて物事を多角的に考える力を養う貴重な機会となりました。

今回の鑑賞をきっかけに、日常生活でも自分の考えをしっかり持ち、他者の意見に耳を傾ける姿勢を大切にしてほしいと思います。