東京研修の事前研修
入力日
2024年7月10日
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7月31日から2泊3日で実施予定の、夏の東京研修に関する事前研修が行われました。7月8日(月)の放課後、中3~高2までの参加希望者約50名と有志が、同窓会館に集まり、東京大学経済学部4年生の西岡壱誠(いっせい)さんと教育学部4年生の永田耕作さんのお話に耳を傾けました。
西岡さんは、「偏差値35から東大に合格」というご自分の経験をもとに、お話をされました。高校の時に、担任の先生から「お前、このままでいいのか?」と問いかけられたことで、何に対しても安易に「できない」と思い込んでいた自分を「変える」べく、東大に挑戦することにしたそうです。それから猛勉強をし、2度の受験不合格にも諦めることなく、見事東大生になりました。「東大に行くという選択肢も、別の選択肢もあり、皆さんは選ぶことができるのです!」と力強い口調で生徒に訴えかけられました。
永田さんは、小中高で野球部に所属し、「本気で努力をしても報われない」という辛い経験をしました。それをバネにして、「誇れるものを見つけたい!」という強い思いで、東大を目指して勉強し、地方の公立高校から学習塾にも行かずに現役で東大合格を勝ち取りました。「努力は報われるとは限らないけれど、無駄にはならない!」と何かに打ち込むことの大切さを伝えてくださいました。
お二人は現在、現役大学生の傍ら「カルペ・ディエム」という会社を立ち上げて「第4の教育機関」をうたって精力的に活動されています。
お話をうかがった後の質疑応答では、「苦手な英語の成績をどうすれば伸ばせますか?」「今振り返って後悔していることは?」「何が自分を突き動かしたのか?」など、生徒や職員からさまざまな質問が出ました。
参加した生徒たちは、7月の東京研修に向けて、心の持ち方が変わったのではないでしょうか。
「可能性」を信じて、自分の目標を持ち、邁進していってほしいですね。

西岡壱誠さん

永田耕作さん