学校長あいさつ
学校長挨拶
学校長 清水 耕三
本校は江戸時代唐津藩の藩校「志道館」、明治時代初期の英学校「耐恒寮」の流れをうけ、明治32年に佐賀県立第三中学校として創設され、平成18年には新たに県立中高一貫教育校としてスタートしました。平成19年に現在の地に新校舎を建設後、移転して今に至っています。この間120年を超える歴史を刻み、卒業生は国内のみならず世界各地で活躍する等、優れた人材を輩出してきた伝統ある佐賀県有数の普通科高校です。
本校の校訓は平成11年の創立百周年を機に「光 力 望」と定められました。昭和25年に現在の校歌を作成した旧制唐津中学校時代の第六代校長である下村虎六郎(湖人)先生が「本校に学ぶものはすべからく学徒であれ」の思いを込めた光の学徒、力の学徒、望の学徒という歌詞で象徴される言葉から引用したものとなっています。
現在は予期せぬ感染症の拡大により、日常の生活が大きく変わることを余儀なくされ、なかなか先が見通せない、閉塞感漂う時代となっています。このような時代だからこそ、変化に対応できる、勇気とチャレンジ精神を持った人材が求められており、まさに「光 力 望」の精神を持った人材が必要な時代であるといえると考えます。
生徒たちには、高い志を持ち、あくなき探求心の元、誠実に努力を惜しまず、毎日の生活を大切に送ってくれることを期待しています。
学校では、「知徳体のバランスが取れた、逞しい人間作り」の理想を追求していくため、教職員一同、生徒と一緒に成長していくよう努力してまいりますので、今後ともご支援、ご協力をお願い申し上げます。