心温まる対応について
入力日
2021年3月12日
内容
3月8日(月)の早朝、登校中の本校生徒が体調を崩して道路に座り込んでいたところ、出勤途中の一般の方3名がとっさに駆け付けられました。脱力する生徒の様子を見て、着ていたジャンバーをかけ、意識の確認、一緒に登校していた生徒に学校へ連絡するよう的確に指示されるなど、臨機応変に対応いただきました。連絡を受けた学校職員が現場に到着すると、「よかった。大丈夫。」と生徒に声をかけて、名前も名乗らずにその場を去られたそうです。その後、生徒は保健室で休養して体調も回復しました。
生徒の皆さん、突発的に遭遇した事故現場や体調を崩した人を見て「大丈夫ですか。」と声をかけることは勇気のいることです。皆さんもこれまでにどこかでこのような経験をしている人は多いのではないでしょうか。
この3名の方にとっては当たり前の行動であり、その場を見過すことなく生徒に声をかけていただきました。日頃から「人の傷みに寄り添う気持ち」を大切にしながら、人と接しておられると思いますが、そのような心優しい気持ちが今回の対応につながったと思います。本当にありがとうございました。
生徒の皆さんも「何か困っている人」や「助けを求めている人」がいたら勇気を出して声をかけてみてください。声をかけられた方は少なからず救われるはずです。
この件について、対応いただいた一般の3名の方をご存じの方は学校まで連絡をいただければ幸いです。
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