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1株のイネから何粒のもみ数がとれるのか数えてみました!
入力日
2023年12月1日
閲覧数
931
10月6日(金)に生物科学科2年生「作物」の授業で、イネ1株からどれくらいの数の米がとれるのか実際に数えてみました。
今回は、学校で栽培し、収穫されたイネを使用しました。
初めに、イネ1株にはどれくらいの数の米粒がついているのか、予想してみました。
普段から口にしているお米ですが、実際に予想を立てるとなると生徒たちは疑問に思っている様子でした。
また、「茶碗の中には何粒の米が入っているんだろう?」と周りの友達と相談しながら、予想していました。
次に、グループで協力しながら、1株の稲穂から米粒を取り出し、数えていきます。
細かな作業で大変でしたが、生徒たちは集中して数を数えていました。
数え終わった後は、グループごとにもみ数の合計を発表し、クラスで平均を出しました。
結果、イネ1株から約1,545粒のもみ数がついていることが分かりました。
最初の予想よりも、少なかった生徒も多かった生徒も、実際に数えることでイネ1株に何粒のもみがついているのかを学ぶことができました。
また、自分たちが普段食べているごはん茶碗一杯の中には、約3250粒ものお米が入っており、その量はイネ1株よりも多いということに気づくことができました。
今回の授業を通して、イネ栽培の大変さや食品ロスをなくすことの大切さも学ぶことができ、生徒たちにとって深い学びの多い、充実した授業となりました。