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塩水選の学習が始まりました!
入力日
2022年4月28日
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800
4月25日(月)に生物科学科3年生の「作物」の授業で塩水選で使用する溶液づくり実験を行いました。
塩水選とは、充実したイネの種もみを選ぶために行う種子選別の方法です。
一般的に食塩や硫安を水に溶かし、比重1.13g/㎤の溶液を作ります。その中に種もみを入れて、比重の差を利用して水に沈んだ重い種子のみ厳選します。このことで、イネの発芽がよくそろう種子を選ぶことができます。
今回は、グループに分かれて、バケツに溶液をつくりました。
食塩の量をはかり、水とあわせて塩分濃度の高い溶液(比重1.13g/㎤)を作ります。
生卵を水の中に入れて、浮くと正常な濃度となります。(真水だと生卵は沈みます。)
左側のバケツは真水で生卵は沈んでいます。右側のバケツは塩分濃度が高い溶液で生卵は浮いています。
どのグループも生卵を浮かすことができ、満足している様子です。
今回は教科書に習い、生卵を利用しています。
いよいよ次回は、実際に種もみを入れ、種子選別を行います。
今回の実験を活かして、次回も頑張ってほしいと思います。