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サガンスギ生育調査を行いました!
入力日
2022年12月19日
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390
令和4年12月6日(火)に森林環境科3年生が腰岳演習林内の「サガンスギ」の生育調査を行いました。
佐賀県林業試験場の江島さんのご指導のもと、佐賀県が50年かけて開発した「サガンスギ」を昨年度の卒業生が約300本の苗木を植樹し、伊万里地区の試験林となっています。
約1年間、下刈りなどを行いながら生育を観察し、樹高(木の高さ)と根本直径(根元の幹の太さ)を2人2組で正確に測定しました。測定後は、サガンスギ5品種と従来の1品種の成長量を比較した結果、サガンスギの1品種が最大で84㎝も成長しており、成長が早いことに驚いていました。成長が早く、強度が強く、花粉が少ない特徴をもつサガンスギはこれからの佐賀県の林業を発展させ、県内の森林を保全していくことが期待されており、森林環境科もその活動の一部を担えることはとても光栄です。
今年の「卒業記念植樹」でも、サガンスギを植樹する予定です。今後も、サガンスギの生育を見守りながら、林業実習に取り組んでいきます。
①調査後のデータについて意見交換している様子
②二人一組で調査している様子
③成長の良いものと背比べ
④樹高の測定
⑤根本直径測定