校長室より「家庭学習の手引き~保護者用リーフレット~」をぜひご活用ください
入力日
2022年4月27日
内容
佐賀県教育委員会から「家庭学習の手引き~保護者用リーフレット」が出されましたので、すべてのご家庭に生徒を通じて配布させていただきました。
もちろん、学習の中心は授業であり、生徒の学力向上を図ることは学校教育にとって最も大切な役割の一つです。しかし、学力を高めるためには授業と家庭学習の連続性が必要です。つまり、「授業でやったことを家庭で復習して確認する。」、「翌日の授業で学ぶことについて家庭で予習をすることで見通しを持つ」など、授業と家庭学習をつなげて行うことで学力の向上につながると考えられます。授業では、先生がいて、周りに一緒に勉強している同級生もいるので必然的に学習する雰囲気は高まります。
しかし、家庭学習は基本的に一人で行うものであり、自分自身が勉強する気持ちになったり、学習へのスィッチが入らないと学習することはできません。家庭学習を習慣化させるためには、「学ぶ力」が必要です。具体的には「学びに向き合う意欲や姿勢」(○意欲や興味・関心、○挑戦する気持ち、○粘り強く取り組む姿勢)、「学び方}(○自分で内容や時間を決める、○自分で内容の軽重を判断する、○自分で取り組む順序を決めるなど)などが「学ぶ力」になります。これらは、個人によって異なり、一人一人が自分にとって必要な教科や内容を考えて、学習する内容や時間などを決めて取り組むことが大切です。もちろん、勉強をするのは生徒自身ですが、家庭で支えていただくことが大切になります。そこで、この手引きでは家庭学習の習慣化の4つのススメというページがあり、①生活のリズム、②学ぶ雰囲気、③「がんばりを」ほめましょう、④家族の対話の四つの視点で具体的に考えることが示されています。明日からのゴールデンウィーク、家庭で過ごす時間も多くなると思いますので話し合ってみませんか。なお、手引きのデジタルデータを添付していますので必要に応じてご活用ください。
閲覧数
91,222