校長室より「褒めると認めるについて」
入力日
2021年6月29日
内容
本校では先週前期の中間考査が実施されました。もう、各学年ともテストの結果が返却され、成績表もそろそろ配布されるのではないかと思います。テストについては、生徒はもちろん、保護者の方も、どうしても結果が気になりますし、結果によって子どもたちにかける言葉が違ってくると思います。最近、インターネットで、子どもを褒めることについて「なるほど」と思う文を見つけました。読んで、私自身の子育てを振り返り、反省させられることもありました。下に紹介しますので、よろしければ一読ください。
ほとんどの親がホメるやり方が違うような気がします。なぜかというと、子どもをホメるときに、ただその「結果」だけをホメることがほとんどだからです。テスト100点をとったから、1位がとれたからすごいのではなく、本来はそのために準備をして勉強したり努力したりした過程によって、たまたま結果がでただけなのです。大事なことは、「ホメる」のではなく、「認める」ことなのです!「ホメる」→「結果をホメる」→「結果がでなくなる」→「ホメることが少なくなる」。こんな悪循環にならないためには、しっかり「子どもを認める」ことが大切です。つまり、「子どもの行動・がんばり」を素直に認めてあげればいいのです。具体的にいうと、テストで100点をとった時に「100点をとったこと」をホメるのではなく、「テスト勉強を頑張ったこと」を認めてあげるのです。誰かに認められたと認識している子どもは自分に自信を持てるようになります。そうすることによって「自己肯定感」がアップしていきます。「自己肯定感」とは、子どもが「自分が今のままで大丈夫」と思えることで、そうすると何事にも前向きにチャレンジすることができるのです。
もしたとえ失敗したって、そんな自分を認めてくれる人がいる、子どもはそう思うだけで失敗からも立ち直ることがしやすくなるのです。閲覧数
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