
キャリア・パスポート
入力日
2020年12月24日
内容
箞木小学校のキャリア・パスポートのポスターをアップします。下記のファイルをクリックしてください。
(キャリアパスポートとは・・・・)
文部科学省の指導により,2020年4月から全国の小学校・中学校・高校に「キャリア・パスポート」が導入されました。「キャリア」という言葉を聞くと「進路」や「職業」という言葉をイメージしてしまいますが、もっと広い意味で捉える必要があるようです。キャリア・パスポートとはどのようなものでしょうか?そもそも文科省のいう「キャリア」の定義とは・・・?
文部科学省の定義する「キャリア」とは「自らの役割の価値を見出して行く積み重ね(略)」のことです。また、「キャリア教育」とは、就業体験や進路指導に限らず,キャリア形成のために必要な様々な能力を育てていくものであり、学校の教育活動全体を通して行うものと説明しています。キャリア・パスポートとは,自身の変容や成長を自己評価できるよう工夫された,ポートフォリオ(「紙ばさみ」の意味)とされています。
分かりやすく言うと,学習や行事の振り返りで書いたワークシートや感想文をまとめたファイルのことです。箞木小の子どもたちには,60ポケットのクリアファイルを学校予算で購入し,一人1冊ずつ配布して,3つの学校行事(平和集会・体育大会・地域ありがとう集会)のふりかえりをファイリングさせています。これまでは,学年や学級ごとに,このようなファイルを作っていた例もあったのですが,本年度からは,全国の学校で,なんと,小1~高3までの12年間,このファイルを持ち上がるという壮大な国家プロジェクト(!?)になっています。
年度末には,このファイルを次の学年に持ち上がり,卒業の時には,中学校へ引き継ぎます。太郎や花子たちが,折に触れてこのファイルを読み返し,自分の成長や価値(よさ)を振り返ることができる有効なツールになることを願っています。
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